私たち夫婦は、二人とも病院で働いています。
私は助産師。
夫は看護師。
二人とも夜勤があるので、勤務は不規則です。
子どもたちが小さい頃から、夫婦ともに夜勤をしてきました。
長女が1歳くらいの頃には、もう夜勤をしていたと思います。
今振り返ると、
よくやってきたなぁ。
と思います。
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子どもたちが小さい頃は、
家族5人がそろう時間が、今よりずっと多かった。
もちろん、夫婦の勤務が違えば全員そろわない日もありました。
でも、5人そろって夕食を食べられる日は嬉しくて。
学校のこと。
友達のこと。
部活のこと。
その日にあったくだらない話。
みんなが好き勝手に話して、
笑って、
また誰かが話に入ってきて。
そんな時間が私は好きでした。
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でも、今年から少しずつ変わりました。
長女が大学生。
長男が高校1年生。
次男は小学6年生。
子どもたちの世界が、一気に広がってきました。
長女は大学、バイト、友達との予定。
帰ってくる時間も遅くなりました。
友達の家に泊まることも増えました。
一人暮らしを始める友達も増えて、
「今日は帰ってこないんだ」
という日もあります。
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長男も毎日忙しい。
朝6時半頃には家を出て、
学校へ行って、
部活をして、
帰ってくるのは11時を過ぎることもある。
帰ってきたら、
洗濯して、
ご飯を食べて、
お風呂に入って、
寝る。
そしてまた朝。
そんな生活です。
家にいる時間は、本当に短い。
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そうすると、家にいるのは、
次男と私。
次男と夫。
3人そろえばいいほう。
そんな日も増えてきました。
昔は当たり前だった「家族5人の夕食」が、今ではなかなか実現しない。
最初は、
寂しいな。
と思いました。
今でも、寂しいです。
時々、ぽっかり穴が開いたような気持ちになる。
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でも、夏が過ぎて。
最近になって、少しずつこの生活にも慣れてきた自分がいます。
「あ、今日は長女いないんだ」
「長男は今日も遅いな」
そんな生活が、少しずつ日常になってきました。
寂しさがなくなったわけではありません。
でも、
子どもたちが大きくなったんだから、これも当たり前なんだな
と思えるようになってきました。
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そして、ふと思ったんです。
子どもたちに手がかからなくなってきた分、
私たちは、これからどう過ごそう?
って。
子どもたちが小さい頃は、
休日も子ども中心。
お金を使うのも子ども中心。
時間を使うのも子ども中心。
それが当たり前でした。
でも、少しずつ手が離れてきた今。
その分、自分たちのための時間も増えていく。
だったら、
自分のために時間やお金を使うことも考えていいんじゃないかな。
と思うようになりました。
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私たちは、すごくお金持ちというわけではありません。
でも、幸い二人とも医療系の仕事をしていて、安定したお給料をいただいています。
子ども3人を育てているので、お金はもちろんかかります。
大学、高校、小学校。
習い事や部活。
これまでにも、それなりにお金は使ってきました。
でも、
ものすごく節約して、
「子どものために、とにかく貯金!」
とだけ考えてきたわけでもありません。
遊びたいときには遊ぶ。
旅行にも行く。
食べたいものを食べる。
欲しいものを買う。
もちろん何でも好き放題というわけではないけれど、
楽しむことも大切にしてきた。
そんな気がします。
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もしかしたら、
子どもたちはそんな私たちの生活を見ていたのかもしれません。
働く。
ちゃんと生活する。
そして、
楽しむ。
「働くって大変だけど、働いて得たお金で、こんなふうに生活を楽しむこともできるんだ」
ということを、子どもたちなりに感じていたのかもしれません。
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だからなのかな。
長女は看護の道を選びました。
そして長男も、今のところ医療系の大学や仕事に興味を持っています。
もちろん、親が決めたわけではありません。
それぞれ自分で考えて選んでいる。
でも、
「手に職をつけて働く」
ということを身近に感じてきたのは、きっと間違いないと思います。
そして、
「働いて、自分でお金を得て、自分の好きなことにも使う。」
そんな大人の姿を、私たちは子どもたちに見せてきたのかもしれません。
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そう考えると、
親の生き方って、
思っている以上に子どもに伝わっているのかもしれない。
「勉強しなさい」
「ちゃんと働きなさい」
と言葉で教えるより、
自分たちがどう生きているか。
どんなふうに働いて、
どんなふうにお金を使って、
どんなふうに毎日を楽しんでいるか。
そっちのほうが、子どもたちには伝わるのかもしれません。
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もちろん、
「この生活で本当にいいのかな」
と思うこともあります。
もっと違う世界を見せてあげたほうがよかったのかな。
親の影響を受けすぎていないかな。
そんなことを考えることもあります。
でも、
最終的には子どもたち自身が決めること。
私は、選択肢をできるだけ広く持っていてほしいと思っています。
親と同じ道でもいい。
全然違う道でもいい。
自分が納得できる道なら、それでいい。
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そして今度は、
私たち夫婦も、
自分たちの人生を少しずつ考えていく時期なのかもしれません。
子どもたちが大きくなったら、
旅行に行こう。
美味しいものを食べよう。
行きたい場所に行こう。
やってみたいことをやろう。
そんな話も、少しずつしていきたい。
「子どもがいるからできない」
ではなく、
「子どもが大きくなったから、今度はこれをやってみよう」
に変えていきたい。
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そして、
その一つが、
このブログなのかもしれません。
49歳。
今まで私は、
子どもたちのために使う時間がたくさんありました。
これからは、
子どもたちを見守りながら、
自分のための時間も少しずつ作っていきたい。
水泳を始めたのもそう。
卒業式までに、もう一度スーツをきれいに着たいと思ったのもそう。
そして、
このブログを始めたこともそう。
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子どもたちが大きくなって、
家族5人がそろわない日が増えてきた。
寂しい。
今でもちょっと寂しい。
でも、
空いた場所には、
新しい時間が入ってくるのかもしれません。
次男との時間。
夫との時間。
そして、
私自身の時間。
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子どもたちが自分の世界へ進んでいくように、
私も私の世界を少しずつ広げていこう。
そんなふうに思えるようになってきました。
家族5人でワイワイ過ごす時間は、
きっとこれからもっと少なくなる。
でも、それは終わりじゃない。
家族の形が変わっていくだけ。
今まで子どもたちにたくさん時間を使ってきた分、
これからは私たち夫婦も、
自分たちの人生を楽しんでいい。
そんなふうに思い始めています。
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そして、いつか子どもたちが大人になって、
「お母さん、お父さん、楽しそうに生きてるね」
って思ってくれたら。
それも、悪くないな。
そう思います。
子どもが大きくなったら、私たちは何をしよう。
まだ答えは分かりません。
でも、
それを考える時間ができたこと自体、
子どもたちが成長した証なのかもしれません。
49歳。
子育ての真っ最中だけど、
私の人生も、まだまだこれから。
そんなことを思う、最近です。


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